とばないてばさき

にっき(2017.3.31_stopped)

夢、目標について、迷っている人たちに。

そんなホイホイ誘えるものでなし。
行動は早いほうがいいね。
先に手を打つ。これってとても大事。
決めた行動があるなら、まずは行動ありき。


これじゃあいけないの。
結果から類推する。
成功像をまずイメージする。
目標や夢っていうのはね。
○○をする。○○になる。
これじゃあスマートじゃない。


○○をするにはどうしたらいいか。
○○になるにはどうしたらいいかって考えることが大事。
常々思っている。


なぜ多くの人は目標や夢について言い切るのか。
ビジョンの問題なんだよね。
何ができるかが大事で、何者になれるかっていうのは、
もうなっている人の思考なんですよ。


これをはき違えると、夢や目標との乖離が始まる。
ずっと夢を見ている人、目標をかなえられない人。
そういうパターンが多いのではないのかしら?


大きなものをかなえるには、必然的に多くのターニングポイントをね、
経ていく必要があるものです。
それをひとっ跳びに直結させる人は目的地があっても、
それに至る考え方や技術や縁や行動が身についていないわけで、
合間合間の目標点や夢を想像できる人は、
人知れず前に進める器量があると思う。


そうしたら、運よく、夢や希望をかなえられたときに、
理想や夢や、目標の乖離ってやつがとても小さくなる。
なったときにそのひずみが大きいと、失望したり、
こんなんじゃなかったと後悔することになる。


就活?就職と同じようなもので。
飾りたてたビジョンが自身の理想像を偽っていたら、
そら、駄目ですよって話。こんなんじゃなかったなんて誰も知らないんだから、
それは身勝手に見えるかもしれないね。


行動には意味がある。意味がない行動もたまにはいいけれどね。
意味を求めすぎて、理を詰め過ぎ窮屈になる人は、
ゆとりを知らない人になるわけで、それじゃあ長い目で行動はできないものです。


大きすぎると叶えられない。それは空夢。
自身の能力を知り、叶えられる基準に自身を引き上げる。
小さな夢、小さな目標をいくつもの基点において、それを叶える。
それさえ繰り返すことができれば自然とかなっているものだよ。


能力や生まれ持っての才があって一挙に叶えた人にはこれはわからないかもしれないけど、
そういう人は大きな現実にぶつかって一挙に戸惑い、挫折しゼロスタートになることも多い、
二十歳過ぎたらただの人。みたいな感じで。



こうやってコツコツと叶えた人の多くだって挫折というものを知りえない人多いんです。
毎日が自身の小さな目標と大きな目標と背比べしてるわけで、
これがそれぞれ逆境や挫折になっていることが多いから、
想定外のことが起きたとしてもいつものことになる。
挫折した、これが逆境だ。そんな気持ちにならない。
当たり前だから。むしろトントンと考えて進む人には想定内かもしれない。


私はそうでありたいなと思う。
大きなものを叶えるにあたって中継点や間に考慮できない事態が最終目標地点にない人。
それは果たして夢や目標たり得るのだろうか。
それも含めて夢、目標なのに。


学生さんは特に、ちょっとだけでも考えてみてほしい。
学校に入るときに、レベル下げてそこでトップになろうとするな。
中堅校でトップになったとしてもMARCH以上のドベには勝てない。
稀に留学して、研究して、ドイツ語や英語、中国語がペラペラになれるなら別だが。
学校の知名度、コネクションの範囲や機会の恵まれるレベルには決して勝てない。


レベルは平滑化する。これを忘れるな。
目標をかなえる近道はそこにある。いくら目標や夢といったところで、
一番近づける手段は機会損失をいかに少なくするか。


それも考えることができたときに大抵のものは叶うってものです。


おわり。